どうも、Mormor(もるもる)です!
先日、XIV湯河原離宮に行った際に「日本料理 湯河原 華暦」に行って来ました。
「XIV箱根離宮」の「日本料理 華暦」は何度か行きましたが、湯河原の方は初めてです。
こちらはXIV湯河原離宮の1Fに有ります。
ちなみにロビー階は3Fなので、そこから1Fへエレベーターで降りて行きます。
入口から入って行くと、正面左手に待合席が有ります。
偶々子供達が温泉から帰って来るのが遅れて、暫し待ちました。
「XIV箱根離宮」の「日本料理 華暦」よりもシックな雰囲気です。
近くに有るので、その辺りは差別化を図っているのでは無いかと思われます。
家族で行ったので、4人掛けテーブルに案内されました。
卓上のプレートやナプキンの色合いなども、「XIV箱根離宮」の「日本料理 華暦」とは異なる雰囲気です。
お品書き。
先付けから始まり、煮物、お造り、焼肴、焜炉、お食事、水菓子のコースになっています。
先付けの「カリフラワームース」と「焼き茄子と雲丹の養老豆腐」。
器も美しく、視覚的にも楽しめる一皿です。
まずは「カリフラワームース」から。
「カリフラワー」と言う名前から想像する様な味では無く、魚介出汁の効いたムースは滑らかな食感と魚介出汁の旨さが際立ち、クルトンのサクサク感と旨味の有るジュレのひんやりとした味と食感を楽しめます。
「焼き茄子と雲丹の養老豆腐」。
養老豆腐(すりおろした山芋に、寒天を加えて冷やし固めたもの)に夏野菜の茄子を焼いて皮を剥いたものを載せ、お出汁で味付けしたものに雲丹を載せてあります。
煮物替りの「玉蜀黍(トウモロコシ)茶巾寄せと穴子香味揚げ 薄葛仕立て」。
「穴子香味揚げ」は名前の通り、香ばしく揚げた穴子です。
「玉蜀黍(トウモロコシ)茶巾寄せ」もその名の通り、玉蜀黍を使った茶巾寄せで、薄葛仕立てのお出汁に入っています。
お出汁はとても優しい味ですが、薄葛仕立てにも関わらず味がぼやけておらず、クリアな味わいです。
御造りの「本鮪・青利烏賊・かんぱち」。
醤油は甘めの土佐醤油、天然の山葵が付いています。
丸くて白い大根は、とても薄く作られた大根の桂剥きです。
青利烏賊は綺麗な飾り切りが施されており、1つ1つが丁寧無い仕事です。
本鮪。
甘めの土佐醤油と山葵がとても良く合います。
これには日本酒が良く合いそうです。
緊急事態宣言のお陰で酒が飲めない事が恨めしくてなりません。
焼肴の「おくら海老真蒸鋳込み」と「サーモントラウト南蛮焼き 葱たれ」。
「おくら海老真蒸鋳込み」はオクラに海老真蒸(えびしんじょう)を入れて揚げてあります。
サクサク食感の香ばしいオクラに、柔らかい海老真蒸の食感と味の違いを楽しめます。
「サーモントラウト南蛮焼き 葱たれ」はサクサク食感のサーモントラウト南蛮焼きに甘めの葱たれが掛かっています。
焜炉の「東京しゃもつみれ鍋」。
東京しゃもの出汁のスープに、東京しゃものつみれと蓮根まんじゅうと小角豆腐(正方形に切った豆腐)、笹切りの葱が入っています。
東京しゃもの出汁のスープとつみれ、小角豆腐、笹切り葱。
東京しゃもの出汁が非常に美味しいです。
東京しゃものつみれ。
スープの旨味がタップリ沁みたつみれがとても旨いです。
お食事の「伊豆合鴨栽培米」と「ちりめん山椒」、「なめたけ味噌汁」、「香の物」。
茄子の形のお椀がカワイイです。
「なめたけ味噌汁」は「なめたけ」と言う名前から想像するのと違い、ほぼナメコの味噌汁です。
山椒ちりめんは、優しい味のちりめんに香り高い山椒が効いています。
香の物は大根の浅漬けに菜葉の浅漬けが載っています。
〆の水菓子。
白蜜に「あんみつ風蜜柑ヨーグルト羹」と「葛白玉」、「シャインマスカット」、「キウイ」の盛り合わせです。
「蜜柑ヨーグルト羹」。
ヨーグルトにみかんの風味が美味しいです。
と言う訳で、XIV湯河原離宮の「日本料理 湯河原 華暦」でしたが、「XIV箱根離宮」の「日本料理 華暦」ともまた違った雰囲気と料理でした。
季節によって料理の内容は変わりますが、湯河原らしい食材を使用した繊細且つ手の込んだ料理の数々は、とても楽しめます。
「XIV箱根離宮」の「日本料理 華暦」共々、XIV湯河原離宮の「日本料理 湯河原 華暦」も楽しめそうです。







